現場で使えるMayaスクリプティングを読破しましたので、レビューを書かせて頂きたいと思います!(`・ω・´)ゞ
この本を読んでまず思ったのは、すっごい画像が沢山あって、コードが見やすく、細かい色分けもされていて見やすかったです!(*´ω`*)白黒でコードがびっしり書いてある本より、僕は好きです∠( ゚д゚)/
AEとかフォトショのチュートリアル本のような雰囲気ですね!657ページあるけど、気にならない(*´ω`*)
現場で使えるMayaスクリプティングは、大きく分けて「Quick Start」「実践」「スクリプト・リファレンス」の3つの章に分かれています。2章の実践がメインコンテンツかと思います。
Quick Start
この章では、MELを使った作業の自動化について「最短ルート」で体験することができます!
Mayaでスクリプトを使うにあたって、最低限覚えないといけないUIの説明や使い方から始まり、簡単なMELを使って、Sphereを作成したり、オプションを変更したり、ヘルプの見方についての説明があり、プログラミングの地をつくるのにいい感じでした!
章の後半では、もう少し突っ込んでツールを作る上で、当たり前のように使う「繰り返し処理」「関数」などについても書かれています。
面白いなーと思ったのが、「MELからの書き換えで学ぶPython入門」です。なんだかんだ切っても切り離せないMELをPythonに書き換えて基本構文を学ぶ、、、この発想はありませんでした(;・∀・)
ただ、Pythonといっても、「PyMEL」というモジュールを使ったパターンですので、「maya.cmds(標準ライブラリ)」を学びたい人には、ちょっとびっくりかもしれません。
このあたりは、まーったくプログラミングを知らない人に向けたコンテンツですね!いままでやったことないけど、、、やってみたい!っという人はじっくり読んでみるといいと思います。最後にある「学習の手がかり」も必見です!(`・ω・´)ゞ
実践
この章では、いろいろなシチュエーションを解決していくスタイルで、テクニックが紹介されています。こちらもPyMELを使う前提です。
しかし、ほんとびっくりするくらいのシチュエーションがあります!本の厚みのほぼ7割?がこの章になりますw
たんなる処理的な部分もありますが、GUIについても書かれています。特にGUIわからなーいって人が多いかと思いますので、うってつけではないでしょうか?
あれとこれを組み合わせたら、面白いのができそう!とか、そういえば昔、この本にイイのが書いてあったな!っという感じのコンテンツかと思います。
スクリプト・リファレンス
こちらは、ツールを作る上での仕様や、書き方が書かれています。
特にはじめのうちは、がむしゃらに書いたりしてぐちゃぐちゃになったり、とりあえず書いてみたっというのが多いと思いますが、こういうところがビシっとバシッとすると思います。
ルールがあれば、自分で考えるより、ルールを守って書くほうが簡単だしね!(人による、、、?)
この章は、MELとPythonが比較されながら書かれています。うまく覚えられれば、MELとPythonの基本的な変数・関数・構文あたりが押されられると思います。一石二鳥だね!(*´ω`*)b
どんな人にオススメ?
一通り呼んだ感想としては、MEL、Pythonに限らず、まったくプログラミングって何?って言う人にオススメです!また、MELは書けるけど、Pythonはわからないっという人にもオススメ!
逆に、Pythonをガンガンかけるプログラマー系の人にもオススメです!!Python(PyMEL)を通して、Mayaにどうアクセスするか、どうツールを作るかっというパターンを沢山見ることができます(`・ω・´)ゞ
この本で紹介されている、たーっくさんのシチュエーションをうまく組み立ててツールが作れるようになったら、めっちゃ楽しいと思いました!
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