キャラクターアニメーション クラッシュコース!のレビュー




6月下旬に発売された、「キャラクターアニメーション クラッシュコース!」を一通り読み終わったので、レビューをしたいと思います!

キャラクターアニメーション クラッシュコース!

キャラクターアニメーション クラッシュコース!

「キャラクターアニメーション クラッシュコース!」は、映画「アラジン」、ディズニーシー「マジックランプシアター」を手がけた、ディズニーのスーパーバイジングアニメーターのエリック・ゴールドバーグさんが執筆された本です。ディズニーで働いている人が書いた本だって!?それだけで期待値MAXの本です(*´∀`)

この本は、「概論」「テクニック」「まとめ」の大きく3つに別れて構成されています。

概論

この章では、アティチュードポーズ、良い演技とはなにか、キャラクターの構造とデザインについてなど、アニメーションを作るうえで、大切な考え方、必要な事が書かれています。アニメーションは動けばいいというものではないので、こうした概論は非常に嬉しい情報です!

現実味のあるキャラクターを作るには?

現実味のあるキャラクターを作るには?

特に「現実味のあるキャラクターを作るには?」の項については、沢山キャラクターアニメーションをやってきましたが、改めて大切な事だなっと再認識しました。なんとなくキャラクターを動かしている人には、ぜひ読んでもらいたいです!

アティチュードポーズについては、CGWORLD.JPでも立ち読みすることができます!

テクニック

この章では、スペーシング、タイミングといった基本的なアニメーションの技法が解説されています。こうした技術は、当たり前のように使われ、ちょっとした動作でも知っているか、知らないかで大きくクオリティーが変わってきます。コミカルなアニメーションが好きな自分にとっては、ギミック!が大変面白かったです。誇張のテクニックが沢山紹介されています!

ギミック!

ギミック!

こうしたアニメーションの本を読んでいると、類似する「アニメーションサバイバルキット」を思い出しますが、「キャラクターアニメーション クラッシュコース!」では、レイアウトとステージング、リップシンクなど、さらに数多くのテクニックが紹介されています。特に、カメラワーク、LOが苦手という話を聞くので、演出込みでカメラワーク・カット割について書かれた部分は、自主制作でも、仕事でも貴重な資料かと思います。

レイアウトとステージング

レイアウトとステージング

まとめ

この章では、アニメーションを作る前にすべきことが書かれています。アニメーションを作る上で、肝に銘じておきたい感じです(;´∀`)

最後に

自分で調べた事や、教わったことがたっくさーーーーーーん登場してきました。仕事でアニメーションをやっている身としては、昔教わった事を再確認できてとても良かったです。

また、もともとは英語の本なので、日本のアニメ業界ではあまりなじみのない用語が多々できます。でも、用語解説もしっかりあるので、知らない用語がでてきてもスラスラと読めると思います。それに、海外で使われている用語を知るいいチャンスですよね(*´∀`)

「キャラクターアニメーション クラッシュコース!」は、「アニメーションについて勉強し始めた人~なんとなく動かしていた人」、「CGっぽいヌメヌメ動きから成長したい人」にオススメの本です!CGを教えている学校では、教科書にするべきです!

興味を持たれた方は、手にとってみてはいかがでしょうか?

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