MEL合宿の5日目から、いよいよプログラミングっぽいことをやっていきたいと思います!(`・ω・´)ゞ
まずは、プログラムの登竜門!?「変数」からやってみます!!
変数って?
変数は、数値や文字列などをパソコンに覚えさせておくために使用します。
実は、、、
中学校の数学で
やってます!
例えば、以下のような問題があったとします。
「x=2」「y=3」のときの「xy+xy」の値を求めろ。
この問題を見た時、頭のなかに「xが2、yが3」と覚えますよね!?それから値を式に代入して「2×3 + 2×3」だから「答えは12だ!」となると思います。「xが2、yが3」がまさに変数です。
実際プログラムの変数では、数値以外にも色々なデータを入れることができますが、とりあえず「データを入れておく箱」だと思っていただければOKです。
変数を作って見よう!
変数を作る時は、以下の書式で書きます!
データの種類 $変数の名前 = データ;
と言われても、サッパリだと思いますので、まずは先程の数学の問題の変数を作ってみましょう(`・ω・´)ゞ
int $x = 2; int $y = 3;
これで、PCが「xが2、yが3」と覚えてくれます(*´ω`*)b
ちなみに、変数の名前は一般的に「変数名」といい、変数のデータを「値(変数の値)」と言います!
試しに、変数のデータをScript Editorに表示してみたいと思います。変数に入れたデータを見るには、「print」というコマンドを使います(`・ω・´)ゞ
int $x = 2; int $y = 3; print $x; print "\n"; print $y;
すると、以下のように変数に入れたデータが表示されます!!
「print “\n”」は、改行するためによく使うものです!コレを入れないと、以下のように情報が繋がって見えてしまいます(;´∀`)
変数を作る時のルール
変数を作るには、色々細かいルールがあります(´・ω・`)
気をつけないとエラーにつながる場合があるので、面倒くさがらず守るようにしましょう!
- 変数名の先頭に「$」をつけます。
- 変数名に使える文字は「英数字」と「_(アンダースコア)」が使用できます。
- 変数名は、「数字」から始めることはできません。NG→$1x
- 変数名は、大文字・小文字を区別します!$xと$Xは別物!
変数の名前は、どんなデータが入っているかわかりやすいようにしましょう!いい名前が思いつかない時は、Google翻訳などを使うといいと思います。
データの種類
データの種類は、一般的に「型」と言います。MELには以下の型があります!
型 | 内容 |
---|---|
int | -64,0、128といった「整数」 例) int $x = -64; int $x = 128; |
float | -0.2、0.0、3.14といった「少数」 例) float $y = -0.2; float $y = -3.14; |
string | “hello”、”pSphere1″、”にほんごー”といった「文字列」 「“(ダブルクオーテーション)」で囲む必要があります。 例) string $message = "Hello mel."; string $name = "pSphere1"; |
vector | floatを3つまとめたもの。 Translate、色、法線など保存するのに適しています。 例) vector $normal = <<0.0, 1.0, 0>>; |
matrix | floatを16個(4 x 4)をまとめたもの。 マトリックスを保存するのに適しています。 例) matrix <<1, 0, 0, 0; 0, 1, 0, 0; 0, 0, 1, 0; 1, 2, 3, 1>>; |
先程作った変数「xが2、yが3」は、整数だったので「int」が使われていました!
宣言と代入
宣言
宣言とは、変数がどんな型か予め定義しておくものです。
int $x; int $y;
これで、PCに「整数の変数x」と「整数の変数y」を使うから覚えておきなさい!っということになります(`・ω・´)ゞ
代入
代入とは、変数にデータを入れることを言います。
int $x; int $y; $x = 2; $y = 3;
これで、「変数xは3」「変数yは4」にしなさい!っということになります(`・ω・´)ゞ
宣言と代入
冒頭の「変数を作って見よう!」では、上記の「宣言」と「代入」を同時にやっていました!
int $x = 2; int $y = 3;
慣れるまでは、宣言と代入を同時にやっていてOKですが、宣言だけすることで後々プログラムが効率よくかけることもあるので、頭の片隅においておいてくださいv(*´ω`*)v
まとめ!
- 変数の宣言は「データの種類 $変数の名前;」と書く!
- 変数にデータを入れることを「代入」という!
- 変数の宣言と代入を同時にやるには「データの種類 $変数の名前 = データ;」と書く!
- 変数の名前には「ルール」を守って付ける必要がある!
- 変数の名前を「変数名」と言う!
- データの種類を「型」と言う!
- 変数に入れたデータを「値」と言う!
- 「print」を使うと、変数の値を見ることができる!
- 「print “\n”;」を使うと、Script Editorで改行される!
次回は、変数を使って計算して見たいと思います!
お楽しみに!!(`・ω・´)ゞ