Maya2018の気になったところをレビューしてみたいと思います!(`・ω・´)ゞ
3D人さんのBLOGでも紹介されています。
開発環境
Python
Pythonのバージョンは「2.7.11」、PySideのバージョンは「2.0.0~alpha0」で、Maya2017と環境が変わっていないようなので、ツールは問題なく動きそうです。
Amaterasuも組み込みでき、いくつか実行してみたところ問題ありませんでした(*´ω`*)
Plug-ins
Qtは「5.6.1」で、こちらもMaya2017と同じようです。Visual Studioは「Visual Studio 2015 Update 3」が必要とのことです。
ビューポート 2.0 のAPIが更新されたようなので、オレオレローケータがMaya2018用に調整が必要になりそう、、、?!
Maya2018のヘルプ「Windows 環境(64 ビット)」をみてみましたが、まだMaya Developer Kitがなさそうなので未検証です(;´∀`)
Legacy Viewportが消えた
デフォルトの設定では「Viewport 2.0」しか表示されない状態になります。
今までと同様にLegacy Viewportを使うには、環境変数「MAYA_ENABLE_LEGACY_VIEWPORT」を設定する必要があります。
まだ試せてないですがこれっぽいですね。https://t.co/e2HgBcStA5
MAYA_ENABLE_LEGACY_VIEWPORT— TKCM (@s_tkcm) July 25, 2017
起動用バッチファイルのサンプル
set MAYA_UI_LANGUAGE=en_US set MAYA_ENABLE_LEGACY_VIEWPORT=1 "C:\Program Files\Autodesk\Maya2018\bin\maya.exe"
すると、従来のRendererが表示されます。
TKCM(@s_tkcm)さんありがとうございました!
MBファイルに下位互換性がなくなった
Maya2018で作成したMBファイルは、Maya2017などで開けなくなりました。過去バージョンで開くには、MAファイルにする必要があります。
MAファイルなら「Preferences」にある「Files/Projects」の「Ignore Version」にチェックがあれば、バージョン書き換えなどなく問題なく開けました!
Mentalrayは同梱されない
Maya2017からarnoldが同梱されるようになりましたが、Maya2018でも同様です。Mentalrayのダウンロードページを見てみましたが、まだ無いようです。(7/26現在)
同梱のArnoldではBatchレンダリング不可
Maya2017では、同梱版のarnoldでBatchレンダリングするとスカシが入っていましたが、Maya2018ではレンダリングできなくなりました。(Maya2017 update4でもできなくなった?)
「Render Sequence」を使えば、一応シーケンスをレンダリングすることができます!